公明が次期戦闘機の輸出解禁に合意

日本が英、伊と共同開発する次期戦闘機について、自民、公明両党が第三国への輸出を解禁することで合意した。平和を旗印にしてきた公明党はまたまたそれを破って防衛装備移転三原則をも変えてしまうのだ。しかも、国会での議論も無しのなし崩し的変更なのだ。公明の、平和、民主主義は何処へ行ってしまったのだろう。政権にしがみつくためには操をも破る破廉恥ぶりと言える。そして公明が絡むと、必ず細かい制約条件が入る。防衛装備移転三原則を改正しても、今回は次期戦闘機に限るとか、輸出先の限定だ。本来は、まず現状を鑑み、現在の防衛装備移転三原則の是非を国会で議論すべきだ。防衛装備移転三原則を守るべきだとする者もいるし、改正して安保協力を深めるべきだと言う者もいる。議論が深まれば、あるべき防衛装備移転三原則の姿が見えてくる。それが政党にとって真っ当なやり方なのだ。もうそろそろ公明は第2自民党と名称変更すべき時を迎えていると思う。