あろう事か羽田空港で衝突事故が発生し、航空機が炎上・大破した。衝突したのは、千歳から羽田に向かったJALと能登支援物質輸送の海保機。JAL機は乗客乗員379人の全員が脱出に成功した。負傷者は15人。内訳は打撲1人、捻挫1人、体調不良によるクリニック受診13人だったから、ほぼ全員無傷といえる。一方、海保機は6人中5人が死亡した。衝突した原因は今のところ不明。早急な原因解明と対策が必要だ。このニュースは海外でも大きく報道された。JAL機の全員が脱出出来たことは奇跡だと評価する報道が相次いでいるという。JAL機は着陸直前に衝突、炎上。機内アナウンスが出来ない状況下で、CAがメガホンで誘導。脱出ドアは8つあるが、外部に火が見えたため3つのドアしか使えない。キャビンからの指示が無いため、CAがドアを開くことを独断で決行したという。緊急脱出時の乗客は、手荷物を持たずに直ちに脱出することが鉄則だ。乗客は、見事にこれに答えたとのこと。常日頃のCAの異常時訓練と乗客のCA誘導に対する従順さが功を奏したと言えそうだ。でも、自分が現場に遭遇していたら、出来ただろうか。言うは易し、行なうは難し。CAと乗客の行動を褒めるしかない。一刻も早い原因究明が望まれる。
コメントをお書きください