何故、安倍派と二階派だけが

裏金問題で、遂に安倍派5人衆が退任し特捜の任意聴取が始まった。でも、裏金作りは今始まったことではない。政治の世界では、常識ともされていた。自民の殆どの派閥は裏金作りに勤しんでいた。では何故、安倍派と二階派だけが特捜の標的になっているのだろう。裏には米国覇権の世界秩序の維持を目的にした外交政策集団「外交問題評議会CFR」の影響力の強いバイデン政権の意向があったと噂されている。狙いは2つ有りそうだ。1つは、岸田政権を延命させるため。岸田は、完璧なまでの対米従属で、自衛隊の増強・軍隊化、敵地先制攻撃、パトリオット購入等々を図ってきた。米国から見れば、これほど使い勝手の良い首相はいない。取り敢えずバイデンが岸田を4月に国賓として招待することにし、岸田を春まで延命させることにした。もう1つは、目の上の瘤を潰すことだ。安倍はプーチンとツーカーだった。今の安倍派には安倍のレガシーが残っている。二階はきっての親中派だ。米国の対中戦略上目障りな存在だ。この際潰してしまおうとの魂胆だろう。幸か不幸か、特捜はGHQ時代の米国の憲兵の流れを引き継いでいる。ロッキード事件で田中角栄を潰したように、特捜を使って安倍派一掃を図っている。と考えると、安倍派と二階派だけが特捜の標的になっていることが腑に落ちる。