嗚呼、ネタニヤフ首相

10月7日にハマスがガザから2,000発以上のロケット弾を発射し、イスラエルが反撃し、戦争状態であると宣言し、ガザ攻撃が始まった。ネタニヤフ首相は強硬で、最早終結する兆しは見えない。そこで、ネタニヤフの心中を憶測、いや邪推してみた。ネタニヤフはハマスからの大攻撃を事前に知っていたのは公知の事実だ。その攻撃で、イスラエルは多くの犠牲者と人質が出た。ネタニヤフは、これを契機に戦争宣言をしてガザ攻撃を始めた。しかも、女、子どもの区別なく、容赦なく攻撃した。恐らく、ネタニヤフは、ハマスの最初の攻撃で予想外の被害が出たことに、自分の判断が間違っていたと青ざめたに違いない。しかし、一方でハマス壊滅は長年の願いだ。判断の間違いを消し去るために、民間人を犠牲にするほどの異常な攻撃を始めたと思われる。過激な攻撃をすればするほど、ネタニヤフは当初の失敗を忘れ去ることが出来ると信じたのだろう。何のことは無い。ネタニヤフの判断ミスで、多くのガザ市民が死ぬ瀬戸際に追い込まれているのだ。もう少しして落ち着いてくれば、ネタニヤフは国際人道法違反で今後指名手配されることになるはずだ。