内向きも外向きも恥ずかしい限り

イスラエルのガザ攻撃で2万人近くが亡くなり、犠牲者の6割以上は民間人と言われている。ガザの人口220万人の8割以上が避難生活を強いられていて、食料や医薬品等の不足で9割が飢えており、医療も行えない状況だという。まさに、イスラエルによる人権侵害のジェノサイドだと言える。しかし、岸田首相は未だに「イスラエル軍の行為の法的評価は難しい」等と、逃げの答弁に終始している。日本の立場はこれで良いのだろうか。米国はユダヤに支配されているから、イスラエルの言いなりになっているのは肯ける。EUはホロコーストの負い目があるからイスラエルに対し甘い判断をすることもある程度理解は出来る。しかし、日本には、そんな柵は無い。イスラエルのガザ攻撃は戦争犯罪そのものだ。日本は、原爆投下や東京大空襲で戦争犯罪を体験してきた国だ。その国が、戦争犯罪を問わずして、誰が問えるのだ。まさに、戦争犯罪を問うべき日本の出番なのだ。しかし、岸田は裏金疑惑で安倍派潰しに浸っている。裏金作りは国内の内向きで恥ずかしいと思うが、イスラエルのジェノサイドを見て見ぬ振りをするのは外向きで恥ずかしい限りだと思う。