存在価値の無い立憲民主

自民党の裏金作りは、リクルート事件以来の大型疑惑だ。でも、泉立憲民主党代表は、内閣不信任決議案の提出を逡巡している。記者に提出を急かされても、野党には野党の事情があると訳の分からないことを言っている。立憲民主も地に落ちたものだと見下げていたら、一転して提出する方針に変更したとのこと。それにしても、何故泉は提出を渋ったのだろう。野党も自民と同様に裏金作りが常態化しているためかもしれない。自民では、せっせと申告書を訂正しているという。立民でも安住淳国対委員長が早々と訂正した。翻意した理由は、立憲民主内部から突き上げられたためかもしれないし、維新の賛同が得られたためかもしれない。主体性が見られない。また追及もなっていなかった。松野官房長官は「捜査中なので申し上げられない」を40回以上も繰り返した。しかし、泉らはそれすらも切り崩すことが出来なかった。野党の体たらくを実証してしまった。異常事態にこそ野党の存在価値が有るべきなのに、全く機能しなかった。いずれにしても、泉は野党代表失格だと思う。