新型コロナ第9波の真っ只中で

新型コロナ感染を身近に感じるようになってきた。今まで年に数回程度会う人が感染したとの話はあったが、最近は普段良く会う人たちが感染したと聞くようになった。もう、そこまで迫ってきたという感じがする。5類移行後、感染者数の把握方法が変わり、公表も週1になったので、感染状況が分かりにくくなった。かかりつけ医に訊くと、異常なほど流行っているという。どうやら新型コロナは第9波の真っ只中にあるようだ。ところが、厚労省は感染の警戒レベルを示す基準すら設定していない。専門家から、感染状況が分かりにくくなったとして、インフルエンザのような「注意報」「警報」といった警戒レベルの設定を求める意見が上がり、ようやく検討すると重い腰を上げた。今流行っている新型コロナは、当初のように重篤を招くものなのだろうか、それともインフルエンザ並みになったのだろうか、情報が全く発信されていない。状況説明も無く、警戒レベルの設定もしない。これは、厚労省の不作為そのものだ。加藤厚労相のいい加減さにはウンザリしている。