昭和のやり方 vs 金魚のフン

防衛費増額の財源確保特別措置法案に関わり、立憲民主と維新の国対委員長のバトルが繰り広げられた。立憲民主は塚田財務金融委員長の解任決議案を提出して採決に抵抗したが、片や維新は決議案提出には乗らなかった。結局、維新がどうあれ解任決議案は衆院本会議で否決された。遠藤維新国対委員長は立民主導の日程闘争を「昭和のやり方」だと評した。それに対し立民の安住国対委員長は「昭和のやり方だという人もいるが、昭和も令和も関係ない。ダメなものはダメだ。国会対策に今風も何もない。昭和の何が悪いんだと。昭和にもいいこと沢山ある。自民の後ろをついて行って、金魚のフンみたいになったら終わり」と反発した。それに応えて遠藤は「国会の中は無駄なことの塊だ。われわれは無駄なことは出来るだけ止めましょうという目的でやっている」と再反撃したとか。このやり取りだけで、今後どちらが野党第1党になるかが分かる。昨日の泉代表に続き安住国対委員長も立憲幹部の座から去る時期を迎えているようだ。