泉代表の目標150議席の効果

泉立憲民主党代表が、次の衆院選で獲得議席が150を下回った場合、責任を取り代表を辞任するとの考えを示したことで波紋が広がっている。しかし、立民の衆院の現有議席は97で、150はその1.5倍を超える数字だ。現状を考えれば、非現実的な目標と言える。早速蓮舫が噛みつきゴタゴタを繰り返している。このゴタゴタだけで、現有議席97を大幅に下回るのは間違いない。泉は退路を断ったと言っているが、ヤケクソとしか思えない。恐らく4月の統一選で維新の代表が、600議席に到達しなければ辞任すると公言したのを真似たのだろう。因みに、維新は770人以上となり、順風満帆な勢いだ。維新に肖ろうにも程が有る。泉は現状認識が全く出来ていない。何の政策・対策無しに票が上積みされる訳がない。もはや正常な判断すら出来ない状況にあるようだ。でも、これを契機に立民が分裂すれば、少しはプラスの効果があったと言えるかもしれない。