本当にアホの塊か?

5月6日に英国のチャールズ国王の戴冠式が行われる。チャールズ3世と言えば、昔から評判が悪い。聡明なダイアナにそっぽを向かれた挙げ句、品の無いカミラと再婚し、王室の品位を落としている。英国では、次期国王はチャールズを飛ばしてウイリアム王子に継がせるべきとの報道もされていた。英ガーディアン紙は戴冠式を「英国王がその空っぽの頭に、はりぼての王冠を戴くとき」と痛烈に批判している。今までマスコミの言う通り、チャールズはアホの塊かと思っていた。ところが、NHK-BS1の番組「世界のドキュメント」の、チャールズ3世の人生特集を見て、見直した。番組はチャールズの、これまでの人生を振り返っている。環境活動に造詣が深い。改めてウィキペディアで「チャールズ3世」を読むと、この番組はウィキペディアに書いてある通りになっている。一言で言うと、チャールズは真面な人物なのだ。でも王室気質からは外れている。それが英国民やマスコミの批難する的になっているようだ。自分は今、反省している。マスコミ側からの視点だけではなく、チャールズ側の視点でも見るべきだったと。