憲法記念日に思うこと

今日は憲法記念日。日本国憲法が1947年5月3日に施行されたことを記念して、1948年に公布・施行された祝日法によって制定された。この時期になると、毎年改憲が議論される。そして各種の世論調査が行なわれる。読売新聞によると、賛成61%、反対35%で賛成は2年連続で6割台の高い水準となっている。コロナ禍やロシアによるウクライナ侵略など、憲法のあり方を問う世界規模の出来事が相次いだことが影響したとみられるとしている。一方毎日新聞によると、賛成35%で反対47%を下回り昨年と逆転したと報道している。ロシアのウクライナ侵攻が続き、安全保障環境が悪化したことが影響しているとみられるとしている。同じ憲法改正の世論調査をしていて、賛否は逆転しているのに、その理由は同じだ。こんな事が起こり得るのだろうか。極めて恣意的に調査がなされたと考えれば、腑に落ちる。要は、読売新聞も毎日新聞も当てにならないということだ。より強く言うなら、両社とも世論操作をしているということだ。マスコミに騙されてはいけない。自分で考え結論を出すしか方法は無い。考えるには事実を知る努力をするしかない。