2大政党化への道

日経の世論調査「維新、立民どちらに期待するか」によると、維新51%、立民27%で支持率が逆転したとのこと。次回の総選挙で維新と国民が手を組めば、野党第1党になる可能性が出てきた。山口4区の補選に出馬した有田は「下関は統一教会の聖地だ」発言で、無党派層からそっぽを向かれ落選した。国会では小西が怪文書で騒ぎ立てた。防衛費や少子化対策など多くの争点があるのに、肝心の論争をしない。立民の支持率が落ちるのは当然だ。しかも、入管法改正案では寺田が自民から修正案を引き出したのに、旧社民系の反発により党執行部が法案を見送ってしまった。ある議員は「この党は活動家に乗っ取られている」と嘆いたという。立民は衆参の5補選で3人の公認候補を立てたが、全敗した。反省は連休明けだと流暢だ。もはや解党の道しか残されていない。しかし一方で維新も問題山積みだ。維新には問題人物がゴロゴロしている。党勢に人材が追いつかない。自民や立民からはじかれた輩を維新が拾う構図だからだ。野党のこの為体では2大政党制は望みようもない。維新も国民も自民に合流して、一大勢力になってから分党して2大政党化する道しか残されていないと思うのだが。