WHOのコロナワクチンの方針転換

WHOがコロナワクチン方針を「打て」から「打たなくていい」に突如方向転換した。WHOはこれまで、全世代でのワクチン追加接種を推奨してきたのに、今回「健康な成人」と「すべての子ども」には3回目以降の接種を推奨しないと真逆のことを言い出したのだ。インフルエンザのワクチンでは安全性が確立されているから「打たなくていい」と発表されたことはない。裏返して考えると、3回目以降の接種はリスクがあるということだ。FDAの元ワクチン研究・審査局長は2021年当時から、3回目の接種は効果が薄いだけでなく副作用があるので、3回目の追加接種は必要ないとの論文を発表した。現在の現場の医師も、特に2回目接種と3回目接種との間には大きなギャップがあり、3回、4回と接種した人は接種後の予後が悪く、強い倦怠感に襲われたり、認知症のような状態になってしまう人も珍しくないと証言している。国内で接種後に亡くなった事例はすでにおよそ2000件判明している。確かに高齢者や持病がある人にとって、ワクチンによる重症化リスクの予防は一定の効果があるのは間違いないようだ。しかし、健康な成人や若者、子どもはどうなのだろうか。国の方針は、5月から高齢者と医療従事者に、9月からは健康な人に追加接種することになっている。厚労省は、製薬会社4社とワクチン8.8億回分の供給契約を結び、すでに約1兆457億円を支払済みだ。全国民に計8回ワクチンを打たないと在庫がはけないことになる。在庫をはくために国民を犠牲にすることは、有ってはならないことだが。