本流は干上がる寸前

相変らず岸田内閣の閣僚のゴタゴタが続いている。政治資金規正法を所管するはずの寺田総務相が、すでに亡くなった人を会計責任者として記載していたり、600万円の借入金の記載漏れがあったり、家賃を妻に払っていたりと、政治資金規正法に違反している。葉梨法務相は「法相は死刑執行のはんこを押す地味な役職。外務省と法務省は票とおカネに縁がない」などと不穏当な発言を連発した。法相は首相が逮捕される前のストッパーであることを自覚していない。両名とも岸田派だが更迭は免れないだろう。岸田派と言えば、堀内ワクチン相は記者会見や国会審議で質問とかみ合わない答弁を繰り返して、たびたび立ち往生し「政権のアキレスけん」と呼ばれた。岸田の懐刀である木原官房副長官は旧統一教会から選挙応援を受けていたことを隠していた。林外相は、中国のハニートラップに引っかかり、中国に弱みを持っていたので台湾が安倍国葬に参加することを妨害した。彼等は全て岸田派所属だ。宏池会は保守本流とは言うが、本流は干上がる寸前だ。