マスクは免罪符のようなもの

日本が2週連続でコロナ感染の最多国になった。マスク着用率世界一の国だというのに。いち時は、日本の感染者数が少ないのは、マスク着用率が高いからだと言われたものだ。それが誤りであることが証明されてしまった。WHOが言っているように、マスク自体に感染防止の効果は無い。感染者がマスクを着ければ、多少感染が抑えられる効果しか無い。ましてや、医療用を除く普通のマスクには、感染予防の効果は殆ど無いのだ。それを、あたかもさぞ効果があるように政府が洗脳するから、日本人は皆マスクを着ける羽目になった。日本のマスクは、言わばコロナ対策をしている振りをした免罪符のようなもの。何故こうなったのかを考えた。理由は明白だ。政府が、真っ当なコロナ感染防止対策を行なってこなかったからだ。どの医療の教科書を見ても、感染源の特定が感染症対策の基本中の基本だ。ところが、未だに検査数が増えない。無症状者に検査が必要かが議論されている始末。もう1つはコロナ病床の確保。厚労省の医療民間化政策の煽りで、政府がコントロール出来ない民間病院ばかりになってしまった。検査数の増加も出来ず、病床の確保も出来ず、政府は国民にマスクの着用を要請するだけ。日本がコロナ感染大国になったのは政府の不作為としか言い様がない。