科捜研あれこれ

自分もカミサンも、テレビは刑事物・探偵物などのサスペンスドラマが好きだ。ドラマと一緒に謎を解き明かす過程が面白いからだ。でも、最近は「科捜研の女」や「駐在刑事」などはマンネリ化に飽きて見なくなってしまった。我が家に限らず「科捜研の女」の視聴率が急降下し、番組打ち切りが囁かれているという。20年以上続いている長寿番組だ。科捜研はテレビの中だけでなく、現実に存在する。警察本部の刑事部に所属する機関で、捜査権は無いが鑑定を行なっている。その鑑定技術の進歩は目を見張るものがある。「科捜研の女」を見続けた理由はその鑑定技術の進歩にも興味があったためだと思う。「科捜研の女」の視聴率が急降下した要因は、視聴者が高齢化したためと言われている。まさにドンピシャ。我が家は共に75歳なのだ。「科捜研の女」は視聴率回復のため、今人気上昇中の長嶋一茂を出演させた。これが自分にとって「科捜研の女」の視聴を止めた最大の原因だ。沢口靖子が演じる主人公が成長し、人生の荒波を生き抜いていく姿をストーリーにすれば、もっと長続きしたと思うのだが。結局、いつまでも年を取らない沢口が「科捜研の女」の荒筋を狭めてしまったのかもしれない。