小選挙区制から大選挙区制に

週刊誌女性自身の記事によると、今回の衆院選で落選してほしかった世襲政治家ランキングの圧倒的1位は麻生で2位は安倍だ。引退してほしい高齢政治家ランキングの1位は二階で2位が麻生とのこと。伊吹元衆院議長や太田前公明代表が引退し、野田毅や原田義昭や石原伸晃が落選した。甘利も小沢も小選挙区では落選し、潮目が変わってきた。それにしても、2世議員は健在だ。小選挙区制の為せる術だと思う。小選挙区制は政権交代を促す可能性はあるが、一方で2世議員を蔓延らす弊害がある。かと言って中選挙区制に戻せば、かつての領袖制が復活することになる。そもそも今回の衆院選で、国民が落選を望む政治家が尽く落選したのだろうか?そこで、それを実現するための選挙制度を考えてみた。それはずばり大選挙区制だと思う。日本全土を1つとする選挙区と、道州制の4~5の選挙区に改正する。すると、ご近所という柵が消える。自ずと、日本という国のために如何にあるべきかという思考になる。政治家は近所よりも全日本という考え方になるし、国民も落選させたい候補者を落とせることが出来る。と言うよりは、何より当選させたい政治家を国会に送ることが出来る。これぞ日本の夜明けになると思うのだが。