無責任集団極まれり

またもや五輪開閉会式に携わるクリエイターが、過去の問題によって解任された。音楽担当の小山田圭吾、文化プログラム担当ののぶみが辞任に追い込まれ、ショーディレクターの小林賢太郎は解任された。小山田は学生時代の障害者いじめで、のぶみは腐った牛乳を教師に飲ませた過去を、小林はユダヤ人大量虐殺をパロディ化したことが問われたようだ。当初自分は、過去の過ちをほじくり出した魔女狩りだと思っていた。ところが、違う。小山田の悪行は陰惨だ。同級生の障害者にウンコを食わせ自慰を強制した陰惨ないじめだ。しかも、大人になってから嬉々としてしゃべり、笑いながら反省の弁を述べている。日本のマスコミは「いじめ」としか報道しないが、海外のマスコミは「いじめを具体的に」報道するので実態が判明した。日本のマスコミがこれらの馬鹿者を野放しにしていると言える。のぶみは暴走族軍団の総長で33回の逮捕歴を持っていた。小林のユダヤ人大量虐殺パロディ化は中山防衛副大臣がユダヤ人人権団体に通報して、問題が発覚した。しかも、これらの輩を採用したのが、渡辺直美をブタ扱いして解任された「クリエーターの天皇」と言われた元電通の佐々木宏だったという。この話には更にオチがある。武藤事務総長は「我々が選んだわけではない」と開き直り、出席理事全員が式典の取りやめを主張したのに、そのまま実施することを決断した。無責任集団極まれり、という訳だ。