初めての東京巡り

カミサンが「今回はどうしても行って欲しい」と言う。毎日書道展へだ。この書道展では、毎日賞、秀作賞、佳作賞、一般入選が展示される。今年はカミサンが何と秀作賞を受賞したのだ。「一生にもう2度と無いだろうから、今回は見に来て!」と懇願する。でも、自分は電車不安症で、車内が混んでいると脳貧血を起こし倒れることが多いから、極力遠出は控えている。と言うよりも拒絶している。でも、たっての頼みとのことで行くことになった。半分決死の決行だ。行きはコロナの所為か空いていて、何とか熟すことが出来た。目的地は国立新美術館。途中で東京ミッドタウンの茅乃舎で、美味い出汁の利いた煮麺を食べた。そして美術館で書道を鑑賞し帰路に着くことになった。今タクシーのGOの宣伝攻勢がされている。2千円もディスカウントされるので、帰りはこれを利用すると決めてスマホにアプリを仕込んでおいた。アプリでタクシーを国立新美術館前に呼んだ。数分で来た。便利なものだ。タクシーは六本木の暴力団黒塗りの車列を横目に、首相官邸、国会議事堂、警視庁、二重橋を通り、目的地の東京駅に着いた。初めて通った道だった。今日は書道鑑賞というよりは、東京巡りに感動した次第。