賛否も目論見も潮目が変わってきた

五輪開催の賛否の潮目が変わってきたように感じる。つい先日までは、テレビの報道・情報番組はコロナ一辺倒で五輪開催を否定する内容が多かった。でも、松山選手がマスターズゴルフで優勝し、山縣選手が100mの日本新記録を出し、笹生選手が全米女子オープンゴルフで優勝すると、あれ程五輪開催に否定的だった番組がスポーツコーナーでは俄然五輪への期待感をむき出しにする。極めて奇異に感じる。テレビ朝日の「羽鳥モーニングショー」が典型例だ。でもテレビ朝日の親会社である朝日新聞社はもっと酷い。朝日新聞社は50億円もの契約金を払い東京2020オリンピックオフィシャルパートナーに名を連ね協賛しているが、一方社説では五輪の中止を訴えている。全く厚顔無恥な新聞社だと思う。また五輪スポンサーの目論見も潮目が変わってきたようだ。五輪期日が近づくにつれ、期待した企業宣伝効果が無く反対に悪い企業イメージに変わりつつある。今すぐにスポンサーから降りることこそ、最大の宣伝効果が得られると思うのだが。