パグンサンと石川遼

ミズノオープンでフィリピンのパグンサンが優勝し、全英オープンの出場権を獲得した。コロナ禍でハウスキャディーが不足し、セルフプレーOKとなった。キャディーがいないなら、通常は手引きカートを使うのが常識だ。ところが、パグンサンは全ホールを自らバッグを担いで回った。しかも、バッグに入れたクラブは11本。規定では14本まで入れることは出来るが、疲れるので体力温存を優先したという。ホール間移動中は鼻歌を口ずさみながらスマイル。プロゴルフ選手としては全く異質だ。パグンサンの逞しさを感じた。一方上半身が二回り大きくなった石川遼には肉体的な逞しさを感じたが、14位タイで終わった。又吉直樹みたいな長髪が異常に感じた。相変わらず、ゴルフ以外の所に気が行っているようだ。スイング改造には集中しているが、ゴルフ以外の所に拘りが有り過ぎる。石川遼の戦績不良は、結果としてゴルフに集中出来ていないためなのかもしれない。