トップ次第で結果は変わる

今年はコロナ、コロナの1年だった。東京都の30日の新規感染者は過去最高の1300人超になり、GoToに拘り続けて感染を取り返しがつかない程拡大させてしまった菅政権の責任は重い。年が明ければ感染拡大は更に広がるのだろう。今年はトップ次第で国民生活がもろに影響を受けることを身をもって体験した。国民一人ひとりが、政治に関心を持ち意見を発信するようになれば世の中も少しは変わるのにと思う。一方、英国ではブレグジットが成立し、EUと英国は、英国時間31日午後11時(日本時間2021年1月1日午前8時)から、合意に基づいた新しい関係をスタートする。国民投票による決定から4年半を経て、名実共に英国のEU離脱が完了する。合意内容は、貿易は関税ゼロを続けるが、人の移動の自由はなくなり、国境での税関検査が始まることになる。当面は物流の混乱は予想されるが、長期的に見れば英国独自の文化が維持されることになるので、国民は生活し易くなるかもしれない。英国で感染性の高いコロナ変異種が猛威を振るい始めた。これから英国のトップの手腕が試されることになる。