重油流出事故への対応

モーリシャスの日本の貨物船の重油流出事故でモーリシャス政府の対応の遅さが被害を拡大したと批判する大規模デモが起こり、関係閣僚が辞職に追い込まれている。日本政府は国際緊急援助隊を派遣したものの、民間事故という理由で対応は後ろ向きだ。小泉環境相も担当者を派遣し、何が出来るかを検討するとは言ったものの、その後の対応は何も無い。小泉は地球レベルの環境問題を、こじつけて日本に持ち込みレジ袋の有料化を推進しているのに、日本船籍のタンカーがサンゴを殺すのをただ見ているだけ。地球環境のことなど頭に無いことは有り有りと分かる。でも、佐賀県の民間会社エム・テックスは油を吸い取るが水は吸わない特徴があるマジックファイバーを提供すると申し出た。マジックファイバーは昨年8月の佐賀豪雨で鉄工所の油が流出した事故に使用された実績がある。日本政府はモーリシャスにマジックファイバーの使用を提案しただけ。折角日本が地球環境を大事にしているというアピールのチャンスなのに、潰している。将来の首相候補だというのに、視野が狭く、考え方が内向き過ぎる。残念。