矢沢からキムタクに

自動車メーカーの電気自動車EVが出揃い始めた。日産ではSUVにもEVアリアが導入される。スカイライン、サファリ、フェアレディZそしてARIYAに乗り継がれるCM。キャッチフレーズは「やっちゃえ NISSAN」。でも何か変だ。「日産」が「NISSAN」に変わっただけではない。アンバサダーが矢沢永吉からキムタクに変わったのだ。先日は日産が大赤字で単独で生き延びるのは難しいから、ホンダと組むかもしれないと報道されていた。キムタクと言えばトヨタのカローラフィルダーだ。さては日産はホンダからトヨタに乗り換えたのかもしれないと一瞬頭を過ぎった。でも、どうやら日産は単独で生き延びることを決断したようだ。だが、それにしてもトヨタのキムタクを使うことには違和感がある。芸能人にはCMキャラが着いている。ヤマザキナビスコと言えば沢口靖子、プレミアムモルツと言えば矢沢永吉という具合に。ひょっとすると、キムタク日産が切っ掛けになり、スーパードライの矢沢など、CM業界は入り乱れた戦国時代を迎えるのかもしれない。