ストレスの由来

安倍首相の健康不安説が強まっている。マスコミの報道から憶測すると次のようになる。7月6日小池都知事とコロナ対策の意見交換をした後に目眩を覚え嘔吐。吐瀉物の中に鮮血が混じっていたので吐血とFLASHが報道。8月15日麻生財務相と密談し、首相後継を依頼。潰瘍性大腸炎を抑えるアサコールが効かなくなり、レミケードに替えたが芳しくない。GCAP治療を受けるため17日慶応病院に緊急入院。GCAPとは、血液を取り出して大腸に悪さをする白血球を除去した後に再び体内に血液を戻す治療法だ。既に8月24日辞任説が浮上している。潰瘍性大腸炎はストレスで悪化すると言われている。森友文書改ざんの担当者が自殺、加計疑惑、桜を見る会、黒川検事長の辞職、コロナ対策失敗との海外評価等々が続けば相当なストレスが溜まるはずだ。しかも、森友は昭恵夫人の尻拭いだし、加計疑惑はポン友への利権不正利用だし、桜は安倍一強による傲りだし、黒川を検事総長に就けることに失敗し退任後の訴求から免れなくなってしまったし、コロナ対策では世界的に「日本は世界一国民が不安を感じる国」という評価が定着してしまった。政治家は「国を良くするため」という強い志があれば、多くの困難は乗り越えられるものだ。だが、安倍のような私利私欲絡みの失敗は、ストレスで我が身を痛めつけることになるのが道理と言える。