体罰の異常な定義

躾けと称して親が子を虐待する事件が頻発している。子への体罰を禁止する「改正児童虐防止法」が来年4月から施行されることになった。そこで厚労省の検討会が、施行前に体罰を「身体に苦痛を与える罰」と定義する指針素案をまとめた。たとえ親が躾けのためだと思っても、子どもの身体に何らかの苦痛または不快感を引き起こす行為は、どんなに軽くても体罰と規定。この規定が変だ。お尻を叩く、食事抜き、正座なども体罰にあたるとしている。一方体罰ではないとする例は、道に飛び出しそうな子の手を掴むこととか、他の子に暴力を振るうのを制止することだという。まるで親はガンジーになれ、躾けは行うなとでも言っているかのようだ。この検討会のメンバーは異常だと思う。このメンバーには、お尻をペンペンするか、頭に一発ガツンと一撃を食らわすべきだと思う。自分が子どもの頃、悪いことをすると足の小指にお灸を据えつけられたり、外に閉め出されたものだ。今から考えると、その親の躾けで真っ当な人生を歩むことが出来たのだと思う。この検討会は論外だが、虐待を親子だけの問題と捉えずに、社会全体で子どもを守ろう、支援していこう、という取り組みが、少しずつ進んでいることは評価出来るのだが。