狂った市長

選挙の応援演説には「火事は3分、選挙は最後の1日」という常套句があるらしい。火事は初期消火の3分がものをいうが、選挙は最後の最後の踏ん張りで当落が決まるという喩えのようだ。今夜門川京都市長が、参院選候補者の個人演説会で「火事は3分、10分が大事。選挙は最後の1日、2日で逆転できる」と演説したとのこと。しかも、今朝京都市内で起きた放火により20人以上が亡くなった京都アニメーション火災を例に挙げ宣ったという。いくら何でも酷すぎる。非難を受けると、市長は「選挙の常套句だから」と言い張ったが、最終的には謝罪に至ったとのこと。火事が怪我人も出ない小火程度であれば喩えになるかもしれない。事情を知らない他県の市長であれば、ニュースも見てないのかとバカにされる程度の話で済む。しかし、門川は現役の京都市長だ。大惨事は今朝京都市内で起きている。開いた口が塞がらない。選挙は人を狂わす。いや、元々狂っていたのかもしれない。