1000億円の衝動買い

アルゼンチンでG20首脳会議が始まった。トランプ、習、プーチン、メイ、マクロンそして安部と主要メンバーの顔が出揃った。日本への第一報はトランプと安部の会談。両首脳は「双方の利益となるよう、日米間の貿易と投資をさらに拡大する」という方針を確認したという。方針は良いが中身が問題だ。安部は最新鋭ステルス戦闘機F35を100機(1000億円)購入すると申し出た。トランプが安部に感謝の意を評したのは当たり前だ。これ以上のゴマすりはない。首相の舌先三寸で1000億円もの武器を衝動買い出来る日本は何処かが狂っているとしか言い様が無い。丁度、2018年度版世界の軍事力ランキング トップ25が発表された。米中は飛び抜けて兵員も軍事予算も大きいが、何と日本が8位にランクインしている。兵員31万人、軍事予算はロシアとほぼ同じレベルの440億ドルの軍事大国なのだ。憲法を曲解して、よくもこれ程までも大きくしたものだと思う。