夢か現か幻か

今日からウィンブルドンが始まった。例年6月最終月曜日から2週の日程で開催されるが、今日は7月2日の月曜日。でも、それを問題にしている訳ではない。ウィンブルドンとは ロンドン南西部の地域。テニスはウィンブルドンにあるオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブが舞台。元々はクローケーの試合場だったが、140年前ほどに国際テニス会場にもなった。言わずもがな、テニスの四大国際大会の一つだ。と言うよりも世界最高の権威のある国際大会だ。コートは全面芝で19面あるが、センターコートは年間にウィンブルドン大会の2週間しか使われない。そして、この貴重なセンターコートに初めて立てるのは前年度優勝者と対戦相手だけ。今日前年勝者のフェデラーの第一試合が行われた。自分もそうだが、世界中の誰しもが選手の入場時点から固唾を飲み見守っている。そして、画面にフェデラーが現れた。だが、何か違う。少し変だ。逆さま「へ」の字が無い。フェデラーにナイキの逆さま「へ」の字が付いていない。代わりに赤い四角のマークが二つ。何とニシコリと同じユニクロのマーク。我が目を疑った。フェデラーのスポンサーはユニクロになったのだ。年間30億円、10年契約で総額300億円だという。自分の着る服は安いからユニクロが多い。でも、果たしてそんな大金を払う価値があるのだろうか。夢か現か分からぬままに試合は始まった。