民進党消滅で思うこと

民進党消滅で思うこと。日本の政治団体は乱立し過ぎだと思う。いま日本には、自民党、消滅前の民進党、公明党、共産党、維新、自由党、社民党、こころ、沖縄社会大衆党の9つがある。自民党は鵺のように保守という仮面を被りながら得体の知れない人物が集まり右傾化しているし、民進党は左右翼混合のオールキャストであるし、公明党は政権に付着する寄生虫のようだ。あとの政党は自画自賛することだけに喜びを感じているに見える。民進党が消滅し希望の党が生まれた機会に、日本の政党地図をリセットすべきではないかと思うに至った。自民党は1955年の結党以来、日本の保守を堅持してきた政党であることは間違いない。理想的には二大政党体制だと思うが、NO2政党が育っていない。でも、いまの日本は対極的で左翼的なNO2を求めてはいない。主流の保守を補完するのがNO2の保守系のはず。だからといって、その他の主張がいらないという訳ではない。物事を進めるには、意見が多い方が良いに決まっている。少数乱立は止めるべきではない。でも、NHKなどが満遍なく少数意見を採り上げるのは公平とはいえない。自分はこう思う。今後政治の世界は3つのグループに分かれれば良い。主体の政党、対抗する政党、その他の政党の3つだけ。細かいことに意を挟むべきではない。少数政党は、まずは大同に徹し自らの色分けを明確にして、更なる違いを表明すべきだ。いま細かい拘りが日本の政治を混乱させていると思う。