将棋ソフトあれこれ

将棋竜王戦の挑戦者が突如三浦九段から丸山九段に変更になった。挑戦者の資格はトーナメントを下から勝ち抜いた結果得るものだから、変更は極めて異常だ。変更の理由は、三浦九段の八百長疑惑。対戦中に席を外すことが多く、隠れて将棋ソフトを参考にしていたのではと疑われている。5人の棋士が訴えたというから、限りなくクロに近そうだ。勿論本人は否定している。本人は疑惑を持たれたまま出場することは出来ないと休場の意向を示したが休場届が提出されないため、日本将棋連盟は三浦の出場停止を決断したとのこと。自分はヘボだが将棋が好きだ。1か月程前に詰将棋入門というソフトを入れ、時々将棋を楽しんでいる。初めに、これは頭の訓練だから、詰ませる前には絶対正解を見ないと心に決めた。最初の内は簡単だったが、段々難しくなる。解けないまま時間だけが過ぎてゆく。永遠に解けそうもなく感じ一度だけだと解く前に正解を見てしまったことがある。その後は、時々見るのが癖になってしまった。まるで麻薬のように常習性を帯びてくる。同時に頭の中の思考回路もタイマーカットされるようになってしまった。三浦九段は年明けから棋士活動に復帰することになっている。一方日本将棋連盟は不正行為を防ぐ方策を検討中だ。今後の三浦九段の勝敗次第でシロクロが決着するに違いない。