読めない漢字

漢字の読みは難しい。かつて麻生元首相が、未曾有を(みぞうゆう)、踏襲を(ふしゅう)と読んで赤恥をかいたことが有名だ。だが、学卒レベルでも読めない漢字は多い。首相が読めないからと言って責めるのは間違っていると思う。しかし、沖縄・北方相が歯舞を読めなかったのは大問題だ。島尻沖縄・北方相は記者会見の場で「はぼ・・・何だっけ」と詰まり、後ろから秘書官が「はぼまい」と小声で教えたとか。島尻は就任からすでに4ヶ月もたち、昨年末には根室市から歯舞群島を視察している。歯舞は島尻の仕事そのものだ。何故読めなかったのだろう。島尻という苗字は沖縄に多い。島尻の頭の中は沖縄の事で一杯なのかと思いきやさにあらず。島尻は東北出身で結婚して島尻姓に変わっただけ。沖縄選挙区の自民党参院議員ではあるが、辺野古移設に関して賛否が二転三転し、意見が定まらない。とても沖縄の役に立っているようには見えない。今夏の参院選では苦戦が予想されている。そこで白羽の矢が立ったのが、女性ダンスボーカルグループSPEEDのメンバーだ。比例代表で自民の票を増やそうとする魂胆のようだ。仕事の出来ない現職議員に素人の新人が加わることになるかもしれない。政治の質は低下する。さて、沖縄県民はどのような選択をするのだろうか。