ダメな奴の典型例

学生でも社会人でも「自分は何をしたいのか、どうなりたいのか」を意思表示出来ない者がいる。ダメな奴の典型例だ。団体でも同じことが言える。今の民主党だ。ほんの3年前には政権の座についていた野党第1党だが、支持率は当時の45%から9%に急落している。今や党内にマジに政権を取ろうという人は殆んど見当たらない。共産党との連携や維新の党との新党案や解党までも取り沙汰されているが、岡田代表は「任せてくれ」と言うだけで一向に話は進まない。先日の民主党定期大会では、何と自民への移籍が囁かれている鈴木宗男の娘が、議長を務めた。参院選向けに新たなポスターを作ったが「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい」との自虐的なキャッチコピー。最早救いようが無いザル党に成り下がってしまった。民主の問題点は明白だ。民主党政権の失敗の要因が徹底解明されていないこと。党の姿勢やビジョンが不明確で、憲法観や経済政策の路線が不明瞭なこと。意思表示の出来ないダメな党は何人集まっても、屁の突っ張りにもならない。最早解党の道しか残されていないようだ。