情報の価値と価格

「第二の交番安全確保へ、防犯ボックスで開所式」というウエッブの見出しに興味を持った。防犯ボックスとは、どういうボックスなのだろうか、第二の交番とはどういう意味なのだろうか、上手い仕組みが出来れば犯罪も少なるはずだと思った。何か良いアイデアがあるのではと思い、早速クリックしたが「全文を読むには会員登録が必要」とのこと。会員登録には月額約5百円かかる。結局見ることは出来なかった。いかにも地方新聞のウエッブサイトらしいが、この種の情報でお金を取るとは言語道断だと思う。ジャーナリストの使命とは何なのだろうか。何でも記事にすれば、お金を取るというものではない。市民生活に有用なものであれば、無償でその情報を提供すべきだと思う。たかが地方新聞のニュースに月額約5百円もかける人は極めて稀だ。結局、この地方新聞は料金という壁を作って、市民に有用なニュースを御蔵にしているだけだ。有料登録制度がこの地方新聞の寿命を縮めることになるかもしれない。