ざわちん生活

今日で6日目のマスク生活を迎えた。昼間も寝る時も着けていて、外すのは食事時くらいだ。今までにこれ程長時間マスクを着けた経験はなかった。寧ろ子供の時からマスクが嫌いで着けた記憶がない。昔のガーゼのマスクは、着けるとすぐ臭くなるし撚れて鼻や口の一部しか覆わなくなるので、効果が無いし不潔だと思っていたからだ。ところが最近のマスクは良く出来ている。不織布製の安い使い捨てマスクだが、上部に針金が入っていて顔の形状に合わせることが出来るのでフィット性がいい。更に抗菌効果もあり長時間使っても臭くならない。結構快適なのだ。それ以外にもう一つ気付いたことがある。マスクをして鏡を見ると目しか見えない。時々鏡を覗くと、目が極めて表情豊かであることを発見した。喜怒哀楽全ての表情を目だけで表現可能だ。目は口ほどにモノを言いとはいうが、これほど凄いとは思わなかった。マスクをしたものまねメイク芸人の「ざわちん」という人がいる。いつもよくもまー似せるものだと感心する。非常に優れたメイク技術があるからこそ出来る技なのだろうが、白いマスクこそが技を輝かさせている裏ワザに違いない。ひょっとすると「ざわちん」は風邪を引いた時に、この技を思い付いたのかもしれない。自分のインフルエンザはほぼ通り過ぎ、明日にもマスクから解放され、ざわちん生活にもオサラバ出来そうだ。