万国共通なこと

P&Gがドイツで消費者から指摘を受け洗剤アリエールの販売を停止した。理由は容器に印字された「88」と「18」がナチスを礼賛する隠語だったからとのこと。従来品は洗濯83回分だったが新製品は5回多く計88回使用出来ることをアピールするための数字だったようだ。「8」はアルファベットで8番目の[H」を、「1」は1番目の「A」を意味する。「88」は「H・H」でHEIL HITLER(ヒトラー万歳)、「18」は「A・H」でAdolf Hitler(アドルフ・ヒトラー)とも読める。ドイツではナチスを礼賛すると罪に問われる。今回は数字なので罪になることはないが、これ程までに敏感なのだ。そう言えば、昔漫画のエイトマンが流行っていた頃、エッチなヤツをエイト(H)マンと呼んでいたことを思い出した。どうやらアルファベットと数字の関係は万国共通のようだ。戦争の後遺症も万国共通だ。日本では毎年閣僚の靖国神社参拝が中国や韓国から非難を受ける。日本人ならば祖国のために戦った英霊たちを慰霊するのだから当たり前のように思うが、海外の人達の受け取り方は違うようだ。敢えて逆撫でし反日感情に油を注ぐことはない。慰霊の方法はいくらでもあるはずだ。