リタイア組のホドホドと知恵の活用

昨日の昼前に着いた軽井沢は、風もなく晴れていて空気が少し冷やかに感じた。絶好のテニス日和りだ。総勢17名が風越公園のコートに集合しテニス合宿の第一日目がスタートした。和気あいあいとした雰囲気の中でゲームが始まった。2ゲームまでは体の動きも良く快調だった。ここまでは良かった。ところが3ゲーム目の初めに、短いボールを取るため走り始めた時のことだ。右のふくらはぎに石が当たったような感じがして、同時にプツッと音が聞こえたような気がした。右足が痛くなり攣ってしまったのかと思った。ここで敢え無くリタイアとなった。早速仲間の一人が、攣ったときは氷でガンガンに冷やすのが良いとアドバイスをくれ、また別の仲間はこれが効くと飲み薬の芍薬甘草湯をくれた。その場で飲み薬を飲み、ホテルに着いてから氷で冷やした。右足の痛みは引かず腫れてきてビッコ歩きを余儀なくさせたれた。最早テニスは無理なので、予定を変えて昼過ぎに我が家に帰宅した。近所のスポーツドクターのいる整形外科で診てもらうと、軽い肉離れとのこと。氷で冷やしたのは正解で、1週間もすれば治るだろうとの見立てだった。どうやら無理に続行しなかったことと氷の冷却が、軽い怪我に留めてくれたようだ。リタイア組には、ホドホドと知恵の活用が似合っている。