18歳に選挙権を

1946年に選挙権は20歳以上の男女と定められ現在に至っている。2007年に公布された国民投票法では18歳以上と規定されているが、公職選挙法が改正されていないので今でも20歳にならないと選挙権が得られない。日本は猛烈に高齢化が進んでおり、若者が政治に興味を持ちその意見も反映させるためには、選挙権の年齢を引き下げることが早急に必要だ。世界を見ても9割の国は18才以下に選挙権を与えている。オーストリアは何と16歳だ。日本は選挙権年齢については超後進国といえる。巷では一向に盛り上がらない参院選だが、高校生による参院選模擬選挙は熱を帯びつつあるようだ。高校生が中心に立ち上げた18歳選挙権を目指す団体TEEN'S RIGHTS MOVEMENTが、全国の高校生を対象に参院選模擬選挙を企画している。各党の公約を読み較べして投票してもらい、その結果は参院選終了後に公表するとのこと。未来志向の若者が長期的な視点で投票した結果がどう出るのか楽しみだ。一人でも多くの高校生が投票することを願いたい。