今日の日経朝刊は、悲しいことに1面に保育所不足を取り上げている。働きたくても子供を預ける保育所がないから働けない。働けないなら今通っている上の子を退所させるという役所。何ともはや切ない話だ。日本は少子化においても世界のトップランナーだ。少子化を如何に解決するかが問われている。だが残念ながら答えはない。何故なら少子化担当大臣が全く動かないからだ。しかし答えは眼の前にもある。横浜市は、少し前までは待機児童の多さで有名だった。でも市の条例で保育の規制を緩和した結果、待機児童は激減しつつある。自分の長男一家は横浜に住んでいるお蔭で孫二人とも保育所に通っている。都内のママたちが可哀そうと言うほかはない。保育所や幼稚園の問題は、厚生省や文科省がかかわる問題ではなく、少子化相こそ真摯にかかわるべき重要マターといえる。国会の品位のないヤジだけで名を馳せた森まさこ少子化相には、ヤジる前に待機児童解消のため真面な大臣活動が必要だ。少子化担当とは何をすべき立場なのかが分からないのならば、即辞任したほうがよい。ミスキャスト、早く辞任を、または行動を。
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