日本郵政の自爆営業

中東の自爆テロは有名だが、日本にも自爆○○というものがあることをテレビニュースで初めて知った。それは自爆営業。営業ノルマを達成出来ない営業マンが未達分を自ら購入し穴埋めする行為を自爆営業というらしい。郵便局のお年玉付年賀ハガキは約35億枚11月1日から販売されたが、販売直後から定価の50円より安い価格でチケット下取り店に大量に並ぶ。官製ハガキは全国一律50円と思っていたがそうではない。不思議な光景だ。そのカラクリはこうだ。日本郵政が全社員に年賀ハガキ販売のノルマを与え、そして各人の販売実績で勤務成績を評価する。ノルマ達成には無言の圧力がかかるので、売れない分は泣く泣く自腹で購入し下取り店で換金する。かくして定価より安いハガキが生まれ、年末になると更に安くなるという。ニュースでは、日本郵政の責任者と思しき者が、ニターッと薄笑いを浮かべながら「強制はしていないんですがね~」と答えていた。日本郵政は国営だと仕事をしないし、民営化すると民間の悪い所しか真似をしない。煮ても焼いても食えない会社だ。経営トップの抜本改革が早急に必要だ。