連日連夜の党首討論を

自民の安倍総裁がやっと民主との党首討論に条件付きで応じても良いと答えた、というニュースに我が耳を疑った。安倍は次期首相と目されているとはいえ、今は野党の一党首に過ぎない。自民が政権政党として何をしたいのか、民主とは何がどう違うのかアピール出来るチャンスでもある。野党党首全員の見せ場でもある。短期決戦である衆院選を目前にして党首討論を避ける安倍の頭の中の構造は理解不能。相撲で言えば露払い程度の政治家がテレビ討論しているが、今こそ党首が先頭に立って激論をかわすべきだ。安倍はブレにブレている。自信がないのだろう。3年半惰眠を貪っていた付けかもしれない。こんな安倍に次の日本を任せるのは何とも心もとない限りだ。米国では大統領選で1年も続けてディベートを繰り返す。出来れば1か月程度は連日連夜党首討論を繰り返してほしいと思う。せめて1週間でも良い、いや3日でも。