紳士協定破りの英国銀行

英大手銀バークレイズが国際的な基準金利LIBORを不正操作していたことが発覚し大騒ぎだ。LIBORは住宅ローンや資産運用など銀行が貸し出すときに基準となる金利で、取引規模は2京9000兆円と大きい。LIBORは各銀行が英国銀行協会に申告する金利の平均値のよううなもので、その申告は紳士協定がベースになっている。バークレイズ等の大手銀行がその紳士協定を破り5年も前から不正操作していたとのこと。しかも当局も不正に絡んでいるらしい。英国紳士も落ちるところまで落ちてしまったのかとため息が出る。英国ではもうすぐ五輪が始まる。せめて五輪くらいは不正のない世界で行ってもらいたいものだと思う。