暑苦しいスーパークールビズ

8年前から始まった「クールビズ」が、今年は「スーパークールビズ」に進化した。「クールビズ」とは、室温28度でもオフィスで快適に過ごすための工夫のこと。今年は節電を促すため、より軽装化を進めたのが「スーパークールビズ」。環境省は「環境省におけるクールビズの服装の可否」なるものを発表し、率先実施するらしい。内容は、今までのクールビズで禁止していたポロシャツ、アロハシャツ、スニーカーをOKとし、Tシャツ、サンダルも執務室に限りOKとしている。一言でいうと「悪乗りのし過ぎ」だ。人間は悲しいから泣くのか、泣くから悲しくなるのか。両方とも正しい。服装も同じだ。清楚な服装であれば気もシャンとし無能な職員でも人並みの仕事をするかもしれない期待が出来る。しかし、アロハシャツにサンダル履きでは有能な職員でも心はハワイに飛んで行き真面な仕事は望むべくもないだろう。環境省のやることは見苦しいし暑苦しい。是非とも今夏は清楚な服装で爽やかに仕事をしてほしいものだ。