2012年のTIME100

米タイム誌が選んだ2012年の世界で影響力のある100人が発表された。「TIME100」と名付けられたこのランキングは「われわれをインスパイアし楽しませ問題を提起し世界を変える開拓者や重要人物や指導者」を選ぶというもの。ゴアなどの著名人が選者となり37か国から54人の国際的人物を選んだ。選ぶカテゴリーは「重要人物」「急成長株」「アイドル」「パイオニア」「指導者」の5つ。Appleのティム・クックCEO、スティーブ・ジョブズの伝記を執筆したウォルター・アイザックソン、女性下着会社の創業者であるサラ・ブレクリー、キャサリン姉妹、オバマ大統領、習近平副主席らが選ばれたが、驚くことに北朝鮮の金正恩、シリアのアサド大統領、ハッカー集団のAnonymousも選ばれた。しかし昨年選ばれたFacebookのマーク・ザッカーバーグCEOとGoogleのラリー・ペイジCEOは選ばれず時代の流れの速さを感じる。最も残念なことは日本からは誰一人と選ばれなかったことだ。日本経済は停滞し政治は3流であるので仕方ないかもしれない。来年は分野を問わず世界をインスパイアする日本人が一人くらいは出現してほしいものだ。