国会に巣食う犯罪者達3

国会に巣食う犯罪者達に共通する欠点は、人格に劣り度量がなく懐が狭いため信頼を得られないことだ。例を挙げればきりがないが現役議員ならずともOBも同様。河村名古屋市長がいい例だ。名古屋市の姉妹友好都市である中国・南京市一行の表敬訪問を受けた際、河村は「戦闘行為はあったが世に言う南京大虐殺はなかった」と持論を吐いた。歴史検証からみれば河村の言は正しいが、南京市から来訪したお客さんに言う言葉ではない。南京大虐殺は中国は勿論のこと日本でも米国でも、あったものと見做されている。歴史検証が進み現在では、なかったと結論付けられているが共通認識には至っていない。河村は何故言ったのか、その後如何に対応したのか。河村の父が南京市で終戦を迎えた時に市民から親切にされたので大虐殺などあるはずがないというのが根拠。父の言葉を信じ南京大虐殺はなかったと昔から今でも広言。南京市からの訪問者に対し、相手かまわず広言。中国主要メディアで批難報道され動揺。礼儀を欠いたと反省、しかし発言撤回はしないと。これを契機に日中間の議論を深めたいと問題をすり替えた。河村は人格が伴わず大言壮語の性癖がある。南京大殺戮などなかった、と言い切ることは自分自身を大物と見誤らせる麻酔的効果がある。小人ほど酔いしれるものだ。しかし小人は、その反響には考えが及ばない。こう言えばこう言うはずだ、こうすればこう動くかもしれない、と思いを巡らし、結果的に相手の信頼を勝ち取っていくのが真っ当な政治家に違いない。今の政治家に人格者はいないと結論付けるのが妥当だろう。極めて残念。