「サルでも出来る」と言えば「人間なら簡単に誰でも出来る」という意味だが、サルも馬鹿にしたもんじゃない。京都大霊長類研究所の山本助教は、チンパンジーが相手の置かれた状況を理解しニーズに合わせて手助けする能力を持っていることを明らかにした。進化の過程で「利他の心」がどのように発達したかを知る手掛かりになるという。ところがこのチンパンジーよりも劣る人種がいる。日本の政治家だ。日本の財政赤字は今や1000兆円超、10年後の国債利払い費は20兆円に倍増、年金システムはすでに破たん状態、増加に歯止めのかからない医療費、デフレ下での消費税増税等々、今根本対策をうたないと明日の日本はどうなるか分からない。これほどの状況にありながら、日本の政治家は党利党略ばかりを優先し明日の日本の事は眼中にない。日本の政治家がせめてチンパンジー並みの思考能力を有していれば、国の置かれた状況を理解しニーズに合わせた政策をたてられるはずだ。なんとゴリラも第3極の政党作りを目指している。望むべくもないか。
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