大義のない野田政権

野田政権には大義がない、目標がない。ドジョウのように泥臭くとは単に頑張りますと言っているだけ。所信表明演説は総花過ぎてピントがぼやけている。何をやるのか、どこまでやるのか分からない。分からないから国民は不安になる、期待も出来ないことになる。今からでも遅くはない。大義、目標を掲げるべきだ。大義は達成することは難しいが決して絵空事ではなく国のためになるものが良い。自分が野田ならこう宣言する。「野田政権は赤字国債の発行が不要となるプライマリーバランスをゼロにする道筋をつける。4年後達成を目標にする。そのためには、歳出関係では公務員給与の2割削減、天下り組織の廃止または民営化、社会保障制度の見直し、特別会計の統合と見直しを行い、歳入関係では消費税アップ、デフレ対策と経済活性化による税収増を行う。年金制度は超党派で改革する」。プライマリーバランスゼロが錦の御旗となり、達成のために何をすべきか明確になり、成果も数値化出来、透明性の高い政治活動になる。大義のないままでは何時まで経っても財務省の回し者と言われるだけだ。野田は政治家としての大志があるのならば大義を掲げるべきだ。