Person of the Year

2007年プーチン大統領、2008年オバマ大統領、2009年バーナンキFRB議長、2010年ザッカーバーグFacebook創設者、そして今年は「世界各国で抗議活動に参加した人々」。これは米誌Timeが選んだPerson of the Year(今年の人)だ。時代の流れを大変的確に表していると思う。この流れを一言でいうと、政治に期待したが機能せず金融経済は崩壊し情報のオープン化により一般市民が格差社会の是正に動き始めた、ということだ。アラブの民主化要求デモや欧米の反格差社会デモはすでに歴史を動かしている。弱い者が何時までも弱い訳ではない。世界中で真っ当な時代が到来しつつある。日本でも声なき声が集まって声をあげる時だと思う。