災害時はIT頼り

災害時に「頼りになるのはIT」の時代になった。大震災でTwitterやクラウドコンピューティングによるWebサイトが活躍したのは記憶に新しい。平成最悪の台風12号災害においてもITが有効な仕事をしている。今回はグーグルマップ「台風12号災害情報」だ。台風12号によって特に大きな被害が発生した紀伊半島について、道路の通行可否などの状況を判断するための参考情報として使える、通行実績データを記載したマップ「台風12号災害情報」の提供を始めた。パソコンやスマートフォン、携帯電話からアクセスできる。紀伊半島の道路を、前日通行実績があったかどうかを表示している。実績ありは青、実績なしは灰、渋滞は赤という具合に。地図上の通行実績はホンダのインターナビ・プレミアムクラブとパイオニアのスマートループ渋滞情報を利用しているとのこと。実際にこのサイトを見たが、現地関係の人には大変役に立つと思う。「今、生」の情報だ。ナビがこのように進化するとは想像していなかった。IT恐るべし。現在自分はホンダのインサイトでインターナビ・プレミアムクラブを利用しているが、このように世の中の役に立つとは、ちょっぴり嬉しい。