下手な考え休むに・・・

「下手な考え休むに似たり」という格言を地で行く政治家がいる。民主の岡田と枝野だ。岡田も枝野も菅の思いつきに振り回され疲労困憊なことは誰でも承知している。だからと言って「少し休みたい」とか「5年先10年先を考えたい」という言い訳で戦線を離れるのは如何なものか。国のため、国民のため死力を振り絞って頑張るのが真の政治家の本望のはずだ。岡田と枝野は政治家としての本質的な部分が欠けている。そもそも「自分が今何をなすべきか」を考えるには、当面の職務を一生懸命熟している時こそ発想が出てくるものだ。暇を持て余し、さて何をするべきかと考えてもろくな考えは浮かばない。人間とはそういうものだ。従って岡田と枝野には「怠け者」という烙印が捺され、菅レベル以下の人間だということが証明されることになる。一方「下手な考え方」も出来ない政治家がいた。海江田だ。代表戦敗北後「小沢の傀儡になりたかった。田中角栄の傀儡政権だった中曽根康弘は立派な仕事をしたので海江田も同じだ」とぬかした。TPP推進派であった海江田が小沢詣でで慎重派に転じた身軽さで、己と中曽根を比較すること自体が軽すぎる。さすがぺらっぺらの経済評論家だ。下手な考え方も出来なかった海江田を党首に選ばなかった民主党議員たちは結果として賢明であったと思う。結果オーライ。